2019-12-25 「あめつち ほしそら」

坂下文野 音楽生活50周年メモリアルコンサート
瀑一人企画プロデュース/構成演出
百億光年の彼方  生まれ出づる  ひとしずくの音  永い旅路の果て  現在いま  わたしに   とどく
文野と埴生『あめつち  ほしそら』
2019年12月25日(水)開場12:30/開演13:00
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
主催:坂下文野音楽生活50周年メモリアルコンサート実行委員会
後援:埴生美伽子シャンソンOpera倶楽部
お問合せ:あとりえSORA 090-6322-1612

2019-10-19,11-17,30 「月下美人2」「11月の熱砂2」

2019年 坂下文野音楽生活50周年

 

逢魔ヶ刻の気がみつる 一夜ひとよ限りの月下の花

文野と埴生『月下美人Ⅱ』

  2019年 10月19日(土)開演14:00

  《巴里野郎KYOTO》阪急四条河原町徒歩3分

   チャージ 3,500円(+1ドリンクオーダー)

 

瀑 一人企画プロデュース/構成演出

照明 池田哲朗 / 宣美 森山雅夫 

 

Thanks:《埴生美伽子シャンソンOpera倶楽部》中島隆夫/中村美代子 

♫ご予約・お問 合せは、あとりえSORAまで

 090-6322-1612  / la-da-mei89@ezweb.ne.jp

 

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陽は落ちて 天に月星なく 一粒の砂 なお熱く美し

文野と埴生『11月の熱砂Ⅱ』

2019年 11月17日(日)2回公演13:00/17:00

《伊丹Always》JR伊丹徒歩8分/阪急伊丹徒歩3分

2019年 11月30日(土)開演14:00

《巴里野郎KYOTO》 阪急四条河原町徒歩3分

チャージ 3,500円(+1ドリンクオーダー)

2019-8-17,31 「真夏の夜の夢 そして白昼夢」

その夢からは逃げられぬ。ならば夢の中に入いりて、われ夢の住人となる。

文野と埴生『真夏の夜の夢、そして白昼夢』

  2019年 8月17日(土)開演 14:00

  《巴里野郎KYOTO》 阪急四条河原町徒歩3分

  2019年 8月31日(土)2回公演 13:00/17:00

  《伊丹Always》JR伊丹徒歩8分/阪急伊丹徒歩3分

   チャージ 3,500円(+1ドリンクオーダー)

 

2019-6 「動物園物語」

瀑 一人企画プロデュース

 

1960〜1970年代、オフブロードウェイの名作

ふたり芝居『動物園物語』

作 エドワード•オールビー/演出 瀑 一人

出演 ぺっぺ、瀑一人

 

《日替り》ひとり芝居

『時は昭和十一年 阿部定』28日/29日13:00

阿部定「事件調書」より 構成/演出 瀑一人

出演 有希

 

『盲目のおんな旅芸人』29日17:00/30日

民間伝承「安珍清姫」より 作/演出 瀑一人

出演 埴生美伽子

 

6月28日(金)開演19:30

6月29日(土)開演13:00/17:00

6月30日(日)開演13:00

前売3,000円 当日3,500円 学生2,000円  

 

KC武庫川スタジオ

兵庫県尼崎市大庄西町2-2-24

阪神武庫川駅から徒歩8分

 

照明 池田哲朗/音響 Alain Nouveau /映像•宣美 森山雅夫

協力  KCスタジオ 李敬司

 

『動物園物語』はオフブロードウェイの名作で、アメリカ民主主義の良さが機能していた時代に、日本でも1970年代に数多く上演された。中産階級のごく普通の心優しい好人物と、今でいう落ちこぼれのおとこ、との出会いの物語です。

いま思うと70年代は、下から自然発生的に湧き上がってきた百花繚乱の文化の時代だった。翻って現代は、巨大な力によるグローバルという名のタコ壷文化の時代だと思う。

SNSで繋がっているようにみえる個と個が、むしろ断ち切られている。そう感じる。

ぼくは、いつも靄のかかったケシキの中を浮遊しているような、そんな居心地の悪さを感じながら生活している。今、ぼくの中から出たがっているものを、とにかく出してやろうと思う。『動物園物語』は、35年前に僕自身が演った作品でもある。

 

新元号『令和』が今日決まった。

6月末に《昭和十一年》《昭和53年》《1970年代》が舞台の、あえて『昭和』という時代にこだわった体温の高い、圧の強い三作品を上演しようと思う。

 

現代という時代に、少々盾を突いてみたくなりました。

                                                       2019年4月1日         瀑 一人拝

2019-5-19 文野と埴生「裸足のシャンソン」

2019年 坂下文野音楽生活50周年

シャンソンオペラ 歌ものがたり 

愛と,怒りと,哀しみ・・・そして わたし

文野と埴生『裸足のシャンソン~ピアフに魅せられて

  5月19日(日)Open13:30/Start14:00

  みやのまえ文化の郷/伊丹郷町館

  《旧岡田家住宅 酒蔵(重要文化財)

 

 

瀑 一人企画プロデュース/構成演出

 

照明 池田哲朗 / 宣美 森山雅夫 / 写真 花歌

 

2019-4-28&5-4 文野と埴生「ピアフとバルバラと」

鋼のような  ガラス細工のピュア。黒いバラ、赤いバラ、白いバラ・・・

文野と埴生『ピアフとバルバラと』

  4月28日(日)Open16:00/Start16:30

  《巴里野郎KYOTO》 四条河原町徒歩二分

  5月  4日(土)Open13:30/Start14:00

  《STAR LIVE U6》大阪上六スグ

2019年 坂下文野音楽生活50周年

 

・坂下文野 炎のピアニスト・埴生美伽子 歌う女優もの語る歌いびと

 

2019-3-23 「女 3ぷらす1」終了しました

2019-3-3 「花に舞い、花に散る」 終了しました

2019-2-2 「京にて候」終了しました

2019

2018-12 「昭和という名のおんなとオトコ」終了しました

ぼくの青春時代と重なる昭和という時代。
昭和という時代に恋をし、嫉妬し、夢破れ、怒り泣き喜び、そして吼えた・・・。
昭和という時代がゆき、平成という時代が通り過ぎようとしている現在いま、
昭和10年代に酷似してきたことに戦慄している僕がいる。
そして、自分なりに昭和という時代に向き合ってみようかと思い立った。
それが本日のひとり芝居狂言三題である。

戦争というバケモノと対極にあるエロスが、立ち現われることを願って。
                               瀑一人 拝

ひとり芝居狂言三題


・其之壱
   唯野朴訥の
 『ひとりのオトコ  イスカリオテのユダ』
    太宰治「駆け込み訴え」より

・其之弐
 有希の
 『時は昭和十一年  阿部 定 』
  阿部定<事件調書>より
 
・其之参
 後藤陽子の
 『おんなひとり  盲目のおんな旅芸人 』                   民間伝承「安珍清姫」より


三宮 KCスタジオ

 

12月7日(金)19時30分
   8日(土)13時30分 / 18時
     9日(日)13時30分

 

一般 2,500円

学生 2,000円



・開場は開演20分前
・25人劇場につきご予約はお早めに

2018-11-4 「11月の熱砂」終了しました

陽は落ちて 天に月星なく 一粒の砂 なお熱く美し
文野と埴生『11月の熱砂』
11月4日(日) 伊丹Always 18:00 Start(開場は30分前)
チャージ 3000円(プラス1ドリンクオーダー)

2018-8-21 月下美人 終了しました

瀑一人企画プロデュース 『月下美人~文野と埴生』
真夏の夜の気がみつる、  一夜ひとよ限りの月下の花 。


出演 埴生美伽子(Vo)、坂下文野(Pf)

 

8月21日(火)
18:30 Open 19:00 Start
チャージ 予約3000円 当日3500円


LIVE &BAR フラット フラミンゴ
大阪市北区天神橋 4-10-22 千寿ビル3F東


[JR天満駅、地下鉄堺筋線 扇町駅からすぐ]

チケット予約

 

坂下 文野(ピアノ) 炎のピアニスト

カンツォーネ、シャンソン、ラテン、ジャズ、クラシックと 幅広く演奏するマルチピアニ ストとして 活動。優しく、そして力強い ドラマティックな演奏スタイルは多くの 聴衆を 魅了し、海外でも支持を得ている。 メキシコ・キューバにおいて数々の フェスティバ ル、ピアノリサイタル、 キューバ人ピアニストAruan Ortisとの 二台のピアノによるコン サートを行う。 2008年4月にはパリ、ピギャールの Theatre de dix Heuresにおいて コン サートに出演。 2013年10月にイタリア、ナポリのGambrinusにてコンサートに出演。 2014年4月、音楽生活45周年フミノフェスティバルを開催。 現在、全国各地で演奏活動展開中!


埴生美伽子(ヴォーカル)歌う女優 もの語る歌いびと

子どもの頃から傍らに歌があり。少年少女合唱団、ミュージカル、ライブ活動を経て、ア ングラ女優へ。劇社瀑組入団以降ほとんどの公演で主演。3オクターブ半の声色を使って、 独自の世界を体現する。ひとり芝居に歌と踊りを織り込んだ『歌ものがたり』シリーズが 好評を博す。さまざまな年齢層のミュージカルやショーの企画演出、出張演劇講座も手掛 ける。アトリエにて独自のメソッドによるヴォイスレッスン教室開催。
2016年 第32回日本アマチュアシャンソンコンクール全国大会 最優秀歌唱賞 受賞。 同年『埴生美伽子初リサイタル』。ソロライブでは独特の劇的世界を描く。

2018-5-26 終了しました

瀑 一人プロデュース公演
歌う女優 もの語る歌いびと
埴生美伽子 ソロライヴ
『五月の風Ⅱ 色は匂へど』
作/構成/演出 瀑一人 
Pf/編曲 江﨑昭子

ひとり芝居『歌ものがたり』とライヴ
    埴生美伽子の劇的なる世界!

 

2018年5月26日(土)
小劇場 ほっとすてんしょん
開演14:00 開場13:30

入場料 2,500円(+1ドリンクオーダー)

Chanson a’ KARAHORI

Staff
照明    池田哲朗
音響    Alain Nouveau
映像/宣美 森山雅夫

共催
アジール空掘:yasumaro77@maido.zaq.jp /090-3712-5346
あとりえSORA:la-da-mei89@ezweb.ne.jp /090-6322-1612
協力: 劇社瀑組

 

チケット予約

NewYear 2018 !

2017年8月 真夏の夜の夢そして白昼夢 終了しました

2017年7月 ピンクの憂鬱 ブルーの微笑 終了しました

♡清濁混淆の笑いと音楽による悲喜劇的世界♣

『ピンクの憂鬱 ブルーの微笑』
構成/演出 瀑 一人
7月8日(土)開演19:00(開場30分前)
於 ライヴハウス ALWAYS(阪急伊丹) 
入場料1,500円+1ドリンク(要予約)
 
🎵出演
〈ピンクとブルー〉
なび
森山雅夫
唯野朴訥
有希
後藤陽子
——————————
ジョージ&バーバラ
———————————
瀑 一人
埴生美伽子
 
 
ピアノ  江﨑昭子
宣伝美術 森山雅夫
 
<予約・問い合わせ>
Music Act あとりえSORA
TEL 090-6322-1612 
    e-mail: la-da-mei89@ezweb.ne.jp

2017年5月 天空の時を奏でる 終了しました

2016年12月 きよしこのよる 終了しました

歌う女優 もの語る歌いびと
埴生美伽子   一夜一夢ライヴ
『きよしこのよる』

構成/演出  瀑一人


出演 うた・芝居 埴生美伽子 / 伴奏 江﨑昭子
   ゲスト 後藤陽子


12月24日(土) 14:00 / 19:00
   25日(日) 14:00
料金 2,500円

Staff
舞監   shigelin’burg

照明 Ze-ra
音響 鳴川雅也
映像   森山雅夫
制作 劇社瀑組

 

会場 KCスタジオ(二十五人劇場)
651-0095 神戸市中央区旭通り2-3-5
JR・阪急・阪神「三宮」徒歩約10分

◎会場25席に付き事前にご予約くださいませ。
ご予約・お問い合わせ
la-da-mei89@ezweb.ne.jp
090-6322-1612(あとりえSORA)

終了しました

 

*2016年6月25日

埴生美伽子が、

2016年度

第32回日本アマチュアシャンソンコンクール全国大会(神戸文化ホール)で

⭐️最優秀歌唱賞<グランプリ>を

受賞しました。

 

 

2016年10月2日に

受賞記念初リサイタル開催決定!

於・アイホール

 

 

 

 

 

神戸市民文化財団ホームページ

http://www.kobe-bunka.jp/new/32-chanson-zenkoku-kekka

文化財団Facebook

http://fb.me/4V2X18gzA

 

2016年公演

妄想セレナーデ『瀑一人っきり』

魅せます! 瀑一人、七転八倒の七変化

        女形あり、女優あり、なんでもありの、千変万化の万華鏡

 

妄想セレナーデ『瀑一人っきり』
構成/演出/主演 瀑一人

2016年7月29日(金)開演19:30
           30日(土)開演14:00 / 19:00
       31日(日)開演14:00
於 神戸イカロスの森

――――――――――――――――――――――

   オオタスセリ 作 エスプリ満載 『別れの理由』

   長谷川伸の代表作『瞼の母 水熊屋の段

   エドワード・オールビー「動物園物語」より『犬の話』

   近松門左衛門の最高傑作『心中天の網島 道行きの段

           ・・・・遊女小春ダブルキャスト  

                            埴生美伽子 29(金)、31(日)

                            有希    30(土) 昼夜共

           

 

活気溢れる猥雑な街に生まれ育った僕の、演劇の原点はと言えば、ものごころつく前から祖母に連れられ、毎週のように通った、ドサ回りの小屋掛芝居である。白塗りの水化粧と、鬢付け椿油の匂う異形の世界、今も鮮明に万華鏡のように浮かんでくる。

 

今回、妄想セレナーデ『瀑一人っきり』と銘打って、大部分を文字通り<一人っきり>で、無謀にも舞台に身をさらす事となった。 主要な四つの出し物は、すべてが僕の演劇的転機となった作品でもある。 何ができるか、できないか? 

演りたい事を、演りたいように、兎にも角にも恥を覚悟で演じきってみようと思い立った。  

まさに僕の<妄想セレナーデ>そのものである。

                              瀑一人 拝

「風をきく」 終了しました

  
埴生美伽子サロンコンサート vol.1
『風をきく』

2016年4月2日(土)  13:0016:00
開場は30分前
前売 当日共 1500円(要予約各回25名)

♫ピアノ伴奏    江崎昭子


◯場所  
あとりえ SORA (劇団アトリエ)
宝塚市月見山1丁目8-44
(宝塚駅より徒歩11分・駐車場はございません)


《曲目予定》
ハバネラ、 私のお父さん、赤とんぼ、この道、波浮の港、竹田の子守唄、
朝日のあたる家、夜へ急ぐ人、黒い鷲、他

「『風をきく』のタイトルのように、耳を澄ませて、自分自身に、とりまく自然に、社会に、しっかと足を踏みしめ、深呼吸して向き合えたらと思っています。
なかなかワタクシ未熟者には難しいですが…
歌うたいの役者埴生、今回はさまざまな役、人間達のメッセージに寄り添い、歌います。心よりお待ちしております!!!」   埴生美伽子
 

          

********************** 

以降の公演予定

    埴生美伽子『歌ものがたり〜飢餓海峡 

    瀑組別プロジェクトピンクとブルー『タイトル未定』

    森山 雅夫 初ライブ

 

 

ワークショップ参加者募集中

劇社瀑組ワークショップ

「劇的なるもの、より劇的なるものを求めてのワークショップ」

劇社瀑組では、毎月1回開催するワークショップへの参加者を募集しています。

 

☆日時☆  お問い合わせください。

 

☆場所☆

アイホール2FカルチャールームA もしくは 宝塚文化創造館

 

参加料☆

1回 2,000円

 

詳細情報はこちら→劇社瀑組ワークショップ詳細

 

2015年

スセリとヒトリ THE DAY AFTER FUTURE(終了しました)


 戦後70年。

この国は、かなり危険な領域に迷い込んだ。

ボクの中をいま、いろいろなものが目まぐるしく渦巻いている。

立ち止まっているしかないのか?

押し流されないように、壊されないように、

スセリさんの助けを得て、ボクの妄想をカタチにしたいと、

強く思っている。

とにかく走る、ーーー生きるために。          瀑 一人

                    

『スセリとヒトリ』The Day After Future


いつもの瀑組の芝居と毛色が少し違う、と言われています。


一部がスセリさんの台本で構成、

二部が僕の「ここではないどこか ラーへゆく」


<オオタスセリのせかい>

日常の隙間から湧き出てくるあの笑いと毒気が、

どこか とおーい、そして、ふかーい、

見知らぬ場所へとわれわれを運んでいく。

スセリさんの舞台での何気ない立ち姿に、

笑いよりもむしろ、底ふかい静寂を感じる瞬間がある。

それが、スセリさんに魅かれる所以です。


今回「スセリとヒトリ」という、

だいそれたタイトルを付けてしまいました。

そしてサブタイトルは、<The Day After Future>

意味不明のようですが、僕なりに思い入れがあります。


とんでもない怪物が闊歩し始めた、とんでもない時代と、

如何に対峙してゆくか?

僕自身が今描きたいと思っている世界と共通するものを、

スセリさんのせかいに強く感じています。

皆様にそれが伝わればと、稽古に励んでいます。


僕にとって大いなる憧れのひとであり、

尊敬する表現者であるスセリさん。

ブレない、動じない、

まっすぐな強い覚悟で立つスセリさん。

その背中をみつめながら歩いて行こうと思います。


皆様のお越しこころより お待ちして居ります。

        


2015年10月吉日        瀑 一人 拝

 


*************

 

『スセリとヒトリ』The Day After Future
2015年
10月23日(金) 開演19:30
10月24日(土) 開演13:00/17:00
10月25日(日) 開演13:00

*開場は開演の15分前、受付は開場の15分前。
*演出の都合上、開演後の入場を少しお待ち戴く場合がございます。

於 神戸イカロスの森(阪急王子公園駅徒歩10分)

 

前売3000円 当日3500円(全席自由・要日時指定)




The Day After ——- 1937  1945  6.23  8.6  8.9  8.15  ——-
     —— 9.11  3.11  2015 —— Future

妄想セレナーデ (終了しました)

何十年も昔のこと、

高校生だった僕はある日の登校中、

自分が何故に走っているのか、

何処に向かって疾走しているのか、分からなくなり、

そのまま学校とは逆方向へーーー。


そして社会人になった僕にもまた、同じ現象が起こった。

そのままある時から職場に向かわなくなり、

今日に至っている。


きっと僕は、社会適応力ゼロなのだろう?

他者とのコミュニケーションが、きわめて苦手だ。

たぶん自分勝手で頑な性格、エゴイズムが大きな原因だ。

いろんな自分がいて、どれもこれも間違いなく自分であり、

だが、どれひとつとして自分ではない。

ホントの自分、自分の本質は、どこに存在するのだろうか?

ひょとすると、いやきっと、

妄想の世界だけにしか存在しない、そんな気がする。

それも僕の妄想と言える。


四色の妄想。

手のひらの隙間から、じっくりと覗き観てください。

その中に自分の一部が垣間見えるかもしれません。


 2015年6月吉日                 瀑 一人

構成/演出 瀑 一人

出演/唯野朴訥、有希、後藤陽子、森山雅夫

日時:2015年6月6日(土)午後4時(開場は10分前)

会場:アイホール 2FカルチャールームA

(アイホール事務所入口から入って2階の練習室)

 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号

入場無料 投げ銭歓迎 差し入れ歓喜

観覧ご希望の方はメールにてお問合せください。

 

 

『妄想セレナーデ』

 ふたりの女、ひとりのオトコ、そして一匹のイヌ、四色の妄想。

美と幸福に拘りつづけるひきこもり女の白雪姫、一瞬を永遠に閉じ込めようと

したおんなの背徳の世界、うだつの上がらぬ堅物大学教授の変身願望現実突破、

殺処分寸前のイヌが人間の魂となって最後にみる夢うつつ。

八方塞がり、出口なしに追い込まれたこれら四色の妄想は、

単なる現実からの逃避でしかないのか?

くだらぬ夢のまた夢、あさきゆめでしかないのか?

常識という枠から大きく逸脱した、これらの妄想は、もしかしたら、

ひょっとしたら、とんでもない時代に遭遇したわれわれの明日に向かって撃つ、

大きなエネルギーとなり得るかもしれない。


表現はある意味妄想であり、時には時空を超越した何ものかになる瞬間が存る。

その瞬間に自分自身が存在することを、ボクはいま妄想している。

                             瀑 一人

2014年

全公演終了しました

瀑組別プロジェクト・ピンクとブルー、Nyan SELECT2014参加

ここではないどこか 「ラーへゆく」

『天空の星堕つる日(とき)』の公演会場・シアターカフェNyanにて毎年行われているイベントに、劇社瀑組選抜ユニット(!?)「ピンクとブルー」が参加しました。

2014年12月20日(土)12時〜  17時〜 

2014年12月21日(日)14時半〜 

あらすじ
現在から何百年か、何十年か後。
光、色のほとんどない世界。
ある日、ある場所で、
ここではないどこか、
ラーをめざして旅する三人の姿があった。
ひとりはグズ、あとのふたりはーーーー
かれらはなにものなのか?
ラーとはどんなところなのか?
やがてひとりをのこして、
どこかへふたりはきえてゆく。
とおーい せかいから かぜが ふいてくる

しずかに しずかに 
     かぜが ふいて いるーーーーーー

2014年11月28日(金)~30日(日)

「11月の熱砂」

埴生美伽子 「歌ものがたり」 × 音登夢 木村直子(Vn)&木村政雄(Vc)「女神伝説」

2014年11月

28日(金)19:00 29日(土)14:00 / 18:30 30日(日)11:00 / 15:00

会場:シアターセブン(阪急・十三)

料金:前売/当日共 3,000円

『火のように 水のように そして風のように』
ショッピングで賑わう休日、大都会のターミナルでヘイトスピーチの一団と出会した。いつの頃からか、ひとを平気で悪し様に罵り、言葉の暴力で弱者を打ちのめす。学校でも職場でも、この種の死に至らしめるようないじめが、連鎖的に発生している。
世の中がますます息苦しく、世界がトゲトゲとした気配に包まれてきた。
肌の色、思想、宗教、民族、国家、貧富、身分、職業、性差、─────ありとあらゆるものから自由であり、あらゆるものを超えるもの、人々が同じ地平でそれぞれを認め合い、喜びを分ち合えるもの、怒りや哀しみを浄化し昇華し得るもの、音楽・演劇は、元来人間と共にあり、奥深い原初的根源的なエネルギーを秘め持っている。
火のように、水のように、そして風のように。
そんな魂を揺り動かす音楽・演劇の魅力を、今回一端なりともお伝え出来ればと、切に願って居ります。
            
瀑  一人(劇社瀑組主宰)

『第一部』
<オープニング>
タンゴメドレー  
宵待草
アコーディオン弾き
てぃんさぐぬ花
音登夢『女神伝説』
横須賀ストーリー 
プレイバックPart2 
イミテーションゴールド
秋桜
いい日 旅立ち
曼珠沙華

< 休 憩 >

『第二部』
埴生美伽子『歌ものがたり』
身も心も
壁のうた 
カチューシャの唄
黒い鷲
クラシック ウルトラ メドレー 2014
見上げてごらん  夜の星を
タイム トゥ セイ グッバイ



美しきもの
美しきものがみたい、美しきものにあいたい。
情けなくも、おのれの薄汚さに、近頃嫌気がさしている。
もう少しこころ寛く、真面なりと思っていたが、
あにはからんや、卑屈なちっぽけな存在でしかないことを、思い知らされた。
正直落ち込んでいる。
世の中のトゲトゲとした、ヒリヒリと膚を刺す、このイヤな感じ、いやな気配に、自分自身も汚染されかかっているのか?!
いまそんなおのれと、向き合っています。
逃げ出したくなる時があります。
作品が、そして作品を創り上げていくことで、
そんな自分をかろうじて保っています。
励まされ勇気づけられています。
音楽や演劇の持つ、原初的な力強いエネルギー、
ひろくて深い何ものかに、抱きしめられているのを感じます。
<埴生美伽子の歌ものがたり>
三十年前に別れた母に、ありがとうの思いをこめて、作品にしました。なにかこころに届くものがあれば、嬉しいです。

遥かかなたにいつか、きっと、美しきものと出会える、
              ーーーそう、確信しています。

                                                                                                   瀑  一人


瀑さんとの出会いはキョーレツでした。 
私を主役にしてコラボしたい!と言われた時はどうリアクションしていいかわからない位 びっくりしました。

「自分に向き合ってとことんまで掘り下げて・・・・ そんな演奏を!」と毎回の練習のたびに言われています。 どこまでできるのか・・・・

木村直子とヴァイオリン 自分で自分を 
こんなに愛しいと思った事はありません。
今日は泣かないように気をつけます。

                            音登夢 木村直子



大好きな曲を、並べてみました。
「歌ものがたり」は、曲のまわりに瀑さんが
物語を描いてくれました。
そのキャンパスの海の中へ、ぽぉんとからだを放ち、豊かな音登夢さんの音色にのり、江崎さんのやさしい手を、スタッフのあたたかい呼吸を感じながら、自由におよぐ。
なんてしあわせな、、、瞬間!

 しっかりと目を凝らさないと、大切なものがみえにくい今。
未来を歩いてゆく子どもたちに、我々大人は
なにを残すのだろう。
二の足ですっくと立ち、まっすぐな瞳で高らかに「生きるって楽しいよん♪」
それそろ欲望全開の生産消費はやんぴにして、空をみよう。深呼吸で。

本日はご来場ありがとうございました。

                               埴生美伽子


2014年7月3日(木)~7月6日(日)

劇社瀑組復活公演其之参

「天空の星墮つる日(とき)」

一瞬を永遠に引き延ばすことは出来る? 永遠を一瞬に閉じ込めることは出来る?

於:シアターカフェNyan

演出:瀑 一人

作:瀬村 絹

出演:紗季/カイサ、埴生美伽子/オーサ、有希/リーセン、後藤陽子/ギッタ、唯野朴訥/トルケル (Wキャスト)、瀑 一人/トルケル (Wキャスト)

 

 <タイムテーブル>

7月3日(木) 19:00 (トルケル:瀑 一人)
7月4日(金) 15:00 (トルケル:瀑 一人)/ 19:00 (トルケル:唯野朴訥)  
7月5日(土) 13:00 (トルケル:瀑 一人)/ 17:00 (トルケル:唯野朴訥)

7月6日(日) 13:00 (トルケル:唯野朴訥)/ 17:00 (トルケル:瀑 一人)

 

<物語>
どこかの北国の果て。荒涼とした風景に、日夜轟音が響く。石切り場で切り出した石を積み上げては落とす、「石落とし」を中心産業とするこの小さな村のはずれに、遠くぽつんと建つ一軒家。住人である一家は、代々石切り場を監督してきた。一家の次女カイサは、5年前から、星が空から堕ちてくる妄想に憑りつかれ、星を受け止めるための網を毎日編み続けている。夢ではかつての恋人カイと会えるが、彼はどこにいるのか分からない。母親のオーサはカイサの世話に疲れ、2年前町からやって来たギッタを世話係として雇った。自身は、日々石切り場の帳簿をつけるのに熱中している。一方、若くして家を出た長女リーセンは、町で夫トルケルと生活していた。子どもが出来たのをきっかけに、トルケルは石切り場の作業監督として働くことに決め、二人は実家に戻ってくる。妹に去来する狂気に当惑するリーセンはまた、町での生活に疲れ虚無感に沈む夫と、心が通じ合わずにいた。それぞれの思いが交錯する中、石はますます頻度を増して落ち続ける―。

 

☆詳しい公演情報、会場案内はこちら☆ 劇社瀑組最新公演「天空の星堕つる日(とき)」

2014年2月23日 劇社瀑組 サロメ祭り

劇社瀑組サロメ祭り

 

ご来場どうもありがとうございました!

劇社瀑組一同

 

公演情報は↓

かぶきしばい『サロメ祭り』